屋上・ベランダ
・防水施工
アスファルト
アスファルト防水は、従来から広く使われている防水工事の工法の1つです。
防水シートやFRP施工と比べて費用は高めですが、耐用年数が15~25年と長いため、メンテナンスが少なくて済むメリットがあります。また水密性が高く、水の侵入リスクが低いので「屋上緑化」を施工しやすいのもポイントです。
シート防水
シート防水とは、屋上に防水性のシートを貼る施工法です。防水工事の中でも耐久性に優れています。熱や紫外線に強く防水性のあるシートの為、最大で15年程度長持ちさせられます。1度目の防水工事はもちろん、前に行った防水工事がシート防水以外のものでも、シート防水は施工可能です。
※断熱防水にも対応できます。
FRP
FRPとは、「繊維強化プラスチック(Fiber Reinforced Plastics)」の略称です。
住宅の防水に使われるFRPは、ガラス繊維を混ぜたプラスチック樹脂で、白いシートのような外見をしています。
FRPは風呂の浴槽や宇宙ロケットなど、建築物よりもはるかに防水性が求められるものにも使われている素材です。水を通さない力においては他の防水工法よりも高い「水密性」をもっています。
FRP防水層は、1平米あたり4kg前後と他の防水層に比べて非常に軽量です。
そのため、築年数が経った住宅のベランダなど、比較的重さに弱い住宅に向いています。
※トップコートは10年ごとの塗替えを推奨します。